リスキリング時代の人材育成の新常識

人材育成は「コスト」ではなく「投資」です。特に今は、社員一人ひとりのスキルアップが企業の競争力を左右する時代。では、現場でどんな工夫ができるのでしょうか?
1.「OJT頼み」から脱却する
多くの企業で人材育成といえばOJT(現場での実務指導)。しかし、OJTだけでは「指導する人次第」で品質がばらつきます。 体系立てた研修や外部講座を組み合わせることで、育成の精度とスピードは大きく変わります。
2. リスキリングは“会社のため”だけではない
DXやAIの導入が進む中、「社員に新しいスキルを学ばせたい」と考える企業は増えています。 ただし社員にとって大事なのは、「学んだスキルが自分のキャリアにも役立つ」という実感。 企業視点と個人視点を両立させることが、リスキリングを定着させる秘訣です。
3. 成果より“習慣化”を重視する
研修を受けても、一度きりで終わってしまえば効果は限定的です。 たとえば、「毎週15分のナレッジ共有ミーティング」など、小さな習慣を積み重ねることで学びが定着します。 「育成=イベント」ではなく「育成=日常」にする発想が必要です。
まとめ
人材育成は「未来をつくる投資」。OJTの強化、リスキリングの仕組み化、日常への学びの組み込み——どれも特別なことではなく、すぐに始められる工夫です。
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