面接で見抜く「伸びしろ人材」とは？

1.「失敗談」の引き出し方

経験談を聞くとき、多くの面接官が「成功体験」を求めがちです。ですが、候補者の成長力を測るなら「失敗からどう学んだか」を聞くほうが効果的。

たとえば、

「これまでで一番失敗した経験と、それをどう乗り越えたか教えてください」
と尋ねると、その人の柔軟性や自己分析力が浮かび上がります。

2.「質問力」で伸びしろが見える

面接の最後に「何か質問はありますか？」と投げかけたときの反応も重要です。

待遇や休日だけでなく、「この会社で成果を出すために必要なことは何でしょうか？」といった質問が出る人は、成長意欲の高さが期待できます。

3.「スキル未経験」を逆に評価する

ITやDXなど、社内で新しい領域に挑戦している企業では、むしろ「未経験者のほうが染まりやすい」ケースも少なくありません。既存のやり方に固執せず、素直に吸収できる姿勢は大きな武器になります。

まとめ

伸びしろ人材を見極める面接は、「過去の結果」ではなく「未来の可能性」を探す作業です。

はたらくDBでは、こうした観点で人材を探す企業様の事例やノウハウを日々収集しています。採用活動で「どんな人を選ぶべきか」悩まれた際には、ぜひ参考にしてみてください。